第2回 患者様の顔が見えるカルテを〜同愛記念病院の現場の声〜
同愛記念病院
診療記録管理室 主任 金子 玲子さん

― 同愛記念病院が患者様の診療記録を蓄積し、コーディングを行う体制をとられるようになったのはいつごろからでしょうか。
現在の診療記録管理室が、アメリカ留学から帰国した外科の医師の発案で設置されたのが昭和49年でした。留学先の病院で知った診療記録管理の体制に大変感動されたそうです。「当病院にもこうした仕組みを導入したい」と、当時その分野でパイオニアといわれていた聖路加国際病院の栗田先生のご協力を仰ぎました。当病院医療事務のスタッフ1名の聖路加国際病院への派遣を受け入れていただき、その1年後にはこの部門の立ち上げが叶いました。
当時、ほとんどの病院ではカルテの保管程度しかまだ行われていない時代でしたが、当病院では聖路加国際病院と同様すでにこの頃から、英語版のコードブックを使ってのコーディングまでを行っていました。
それから30年。この間蓄積された膨大な診療記録・情報が、当病院の医師によって診断・治療に活用されてきました。私たちは、病院が診療記録管理室の存在価値を十分理解してくれていると思います。
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