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よく分かるDPC

第6回 『DPC導入の実際』

包括払いの支払い額

包括評価による1日あたりの医療費は以下のような式で算出されます。


(1日の医療費)=診断群分類ごとの一日あたりの点数×医療機関別係数×10円

このうち、医療機関別係数は、各医療機関によって数値が異なり、<機能評価係数>と<調整係数>という2つの係数の合計で算出されます。


(医療機関別係数)=機能評価係数+調整係数

機能評価係数とは、出来高算定時に基本点数へ加算する入院時医学管理加算や地域医療支援病院入院診療加算、入院時医学管理加算などの届出項目の一部を、点数ではなく係数に換算したものです。また調整係数は、DPCによる包括払いの導入をスムーズに進めるため,各病院が前年並みの収入を維持できるように補正を行うために設定された係数であり、前年度の支払い額などを基に複雑な計算の上で算出されます。

このように、医療機関ごとに調整された算出方法を用いることにより、同じ診断群分類に判定された患者でも実際に入院する医療機関によって1日あたりの医療費が異なるという現象が発生します。

NEXT >>調整係数の決定方法

 

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