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第2回 <日本版>診断群分類について

診断群分類の目的

医療技術の進歩に伴う医療費の増加に加え、日本が直面している人口の高齢化がもたらす医療費全体の増加により、今後の日本の医療環境・制度の方向性が問われています。国の政策として、医療環境をどのように最適化していくのかということが、医療者のみならず国民全体の強い関心の的になっています。

これまでは、病院を客観的な視点をもって評価する方法が存在しませんでした。そのために、自院の医療環境・経営状況を客観的に図ることができず、何を基準に判断し、どこをどのように改善していけばいいのか議論することが難しい状態でした。また、地域差や各病院の規模・環境の違いで患者を受け入れる体制も異なるため、まったく同じ症状の患者でも、受け入れる病院によって医療費や入院日数など治療環境で差が生じてしまうのが現状です。

診断群分類は、ある一定の共通基準を設けることにより、客観的視点で病院を比較することを可能としました。共通言語を持つことによって、初めて医療の質の向上と効率化を目指して、各々の病院が独立して歩みだすことができるようになったのです。

診断群分類の導入がもたらす効果

(図1)診断群分類の導入がもたらす効果

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